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小｜中｜大｜2015年８月３日、首吊り坊主の記事がネット上に上がる。

2016年６月下旬、首吊り坊主が確認される。

2023年６月１０日、首吊り坊主が男子中学生に接触。

今現在、男子中学生との意思疎通が可能となったがそれ以外との意思疎通は怪異側が激しく拒否するため不可能。

記事の影響か、梅雨の時期にしか活動できない模様。



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いじめた方はなんとなくだったかもしれない。

どうして『それ』が生まれることになったのかなんて考えもしない。

恐ろしいのは死んでもやられたことを覚えていて、復讐も考えているし、無関係の人間も巻き込もうとしてること。

人のことを考えない奴は、死人のことなんて当然考えない。

考えないから弄ぶ。面白おかしくネタにする。

もしかしたらあなたも、面白おかしく改変された空想の怖い話を読んでしまっているかもしれない。

だとしたら早く忘れた方がいい。デマ話と信仰心はこの国と相性が良すぎるのだ。

「いるかもしれない」
「いたらこんな姿かもしれない」

そうやって怪異は存在を得て、姿を得て、人の害になる。
そうやって信仰されて神になったものもある。


忘れろ、作り話は作り話であるべきなのだ。執筆状態：連載中