【短編集】Snow Manくすぐり小説 (ページ8)

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💙1ｰ1 ページ8

『翔ちゃん、食べたいものある？』

渡辺「全然」

『嘘でしょ！？笑』

今、私は彼氏である渡辺翔太の家に来ている。

明日は暇だから今日は泊まらせてもらえることになっている。

そろそろ夕方だから夜ご飯を作ろうと思ったけど、食べたいものがないとは()

すごいな、ある意味。笑

渡辺「そんな作らなくてもウーバーで良いよ」

『えぇー？でも、、』

渡辺「冷蔵庫見てみ？何も入ってないから」

『入ってないなら買いに行けば良い』

渡辺「面倒くさいでしょ？ウーバーにしよ、何食べる？」

『なんか買いに行ってくるよ』

渡辺「ウーバーにしよ」

『やだ』

渡辺「え、なんで？」

私たち、いつもついつい喧嘩口調に会話してしまう笑

別にお互い、怒ってるわけでは無いんだけど。

『だって、今色々あるじゃん？』

渡辺「でもめんどいじゃん」

『それなら出前館にしようよ』

渡辺「高い」

『えぇー？』

私からすると翔ちゃんの方が断然めんどいんすけど((

渡辺「なんでも良い？」

『いやっ、、！だめっ！』

渡辺「じゃあ何食べるの？」

『外食は？』

渡辺「外出るの面倒くさい」

『いや、だから、翔ちゃんの方が、、』

渡辺「何?」

『あ、いやなんでも無い』

渡辺「翔ちゃんの方が、、？」

『なんでもないって』

翔太も薄々感じたのだろう。

私が翔ちゃんの悪口を言おうとしているのを。

渡辺「文からして「翔太の方がめんどくさい」って言おうとしてたな」

『えっ？』

渡辺「当たりですか？」

『いやぁ、、』

渡辺「じゃあお仕置きで」

『え？』