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「ジョングクくんのプレゼンデビュー、大成功に…
カンパーイ!!」
「ありがとごじゃいまーす、カンパーイ!」
この豆美味しいね
いや、このチョコも濃厚だ…
なんて、お互いホテルの部屋着に、楽な姿勢でのんびり飲んでいる
オシャレなBARもいいかもだけど
私には、気を遣わない後輩とこうして飲む酒がおいしいわ
「Aさんがまさか、ふんぞりかえって
缶ビール片手にスルメしゃぶってるなんて……
さっきの会社のオジサン方、想像もつかないだろうな…ㅋㅋㅋ」
「なによ!どうせ私はこんな女ですよ!
いいんだよ、仕事さえキッチリとやってれば!
オフにこうやって飲むお酒がおいしいの!」
だいぶとお酒も回ってきて、本音が出ちゃう
「ジョングクくんは、さっきいたような綺麗なお姉さん方と飲みに行く方が良かったんじゃない?
みんな目がハートだったわ、ほんとモテるよね」
「はい、結構モテますね」
ここまでくると、否定しないんだ笑
「彼女、たくさんいそうだー」
「普通、彼女は1人でしょ。でも、今はいません」
「いないの?周りがほっとかないだろうに」
「だって、好きな人がいるから。その人以外、考えられない」
「結構真面目なんだね」
「いや、普通でしょ。好きな人いんのに、他、いけない」
「じゃ、なんでその人と付き合わないの?」
「相手にされてないから」
「へぇ〜もったいないね、こんないい男!
頑張んなさいね
姉さんは応援してる!」
「応援とかいらないから、好きになってよ」
「大好きだよぉ〜!
ちょっと失礼だけど、ほんと、こんな優秀な後輩の指導員になれて、私、恵まれてんなって、いつも感謝してる!
ありがとねっ」
はぁーー
大きなため息のジョングクくん
「飲んで!
もう1回乾杯しよう!
これからのジョングクくんの活躍にカンパーイ!」
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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時