巷で噂の肩幅キム夫婦【JN】

魅惑のビーチ ページ14

――――――――『ソクジナ…？』

JN「ごめんA。一人にさせて」

ソクジンに顔が見えないように正面から抱きしめられた途端涙が止まらなくて、
でも周りの音が聞こえるようになってて
凄いざわついてるのがわかる

JN「僕にはかわいいかわいい奥さんがいるから

　 君たちは必要ないかも」

ちょっと毒舌すぎないかな

「えぇー本当にいたの」
愚痴をこぼしながらこの場から去っていく人達

皆が居なくなった頃にはもう私も泣き止んで

JN「ごめん僕とテヒョンの2人でシートを敷きに行くなんてことしなければこんなことにはならなかったのに…」

JK「いやそもそも僕が一人で筋肉取材しにいったのがだめだったんだ…ヌナごめんなさい」

TH「ごめんねA全速力で追いかければ良かった…」

3人からの猛謝罪を受けている

なんか私が悪女みたいじゃない？

『いや、私も悪いよキャラにも合わず泣いちゃったし』

JN「いいやAは何も悪くないよ。
　 でも今日はもう帰る？」

ソクジンの言葉に沈黙が流れる

『うん。。。
　 とでも言うと思ったか！！』

水着のポケットからジョングクと汲みに行った水鉄砲を取り出してソクジンの肩目掛けて発射する

つもりが

JN「しょっぱ！！！」

口に入っちゃいました。てへ

あまりのしょっぱさにうずくまるソクジン

まってそんなにしょっぱかった？

『大丈夫？？』
JN「なんちゃって」

ぱっしゃーん

見事に弧を描いてソクジンの手から発射された海水が私の顔面にクリティカルヒット

お目々をぱちくりさせていたテヒョンとジョングクも

「いけーA」 「反撃しましょうヌナ！！」

と乗り気に

『はっはっは二人共私の味方じゃないか』

3対1でソクジンをいじめる

「ヤー！なんで僕だk、ちょま」


そんなこんなで一人だけべっちゃべちゃに海水を浴びたキムソクジン
夕方になってきたからシャワーを浴びて車に向かう

楽しかったけどめっちゃ疲れたな

それは皆も一緒でソクジンが運転するって言った途端
爆睡してた

JN「『子供？…www』」

ビーチはちょっと家から遠くて、途中休憩したりソクジンと私で運転を交代してたりしたけど後半は私もちょっと寝ちゃってた

二人を家まで送ると、

ヒョン、ヌナ運転ありがとうございましたとすんごい勢いでお礼を言われたけど、ビーチに連れてったの私達だし楽しかったよと伝えたら
何ということでしょう とんでもなくかわいい笑顔を向けられました。もうこれ太陽だね

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