魅惑のビーチ ページ13
ソクジンから
「僕たちじゃどうにもできなくなったからAこっちがわ来てくれる？」
相変わらず囲まれている三人を見ていると困り眉のソクジンに手招きされる
は？いや、無理無理どうやってあの中に入れと言うんだろうか
いいや！A！！このまませっかく来た海を泳がずに帰る羽目になってもいいのか？
自分に喝を入れて重い足を動かす
とりあえず近づくことにした
…ここはフェスですか？ってくらいの密度
むりですむりです
一旦離れようとしたその時
女の子の群れに巻き込まれていく体
『わっ、すみません！』
『いだっ押さないでください』
ぶつかるし足踏まれるしでとてもとても最&悪ですね
心の中で悪態をつきながら戦場をされるがままに流されていく
．
「ちっ、ばばあが邪魔なんですけどー」
「それな〜がちじゃま」
隣にいるいかにもギャルっていう女の子の声が聞こえる
え？その水着どうなってんの…今の流行りなの？
問題はそこじゃなくて、彼女たちの目線
絶対私の方見てるよね？
流石に被害妄想かと思って、
ギャルを見ながら自分を指差してみる
「あはっ気づいたwww」
「怒られんじゃない？w」
あ、泣いていいですか？
いや確かにね
確かに最近太ってきたかなとか、思うし？
そりゃあぴちぴちの若い女の子からしたら私なんて
ちょっと年上の女の人ってことだけどさ
『おばはん悲しい』
「てかこんなばばあがあのイケメンに相手されるわけなくね？」
「wわかる何考えてんのって感じ」
…
っあーやばい。嫌なこと思い出しちゃったな
ソクジンの専属秘書になったときもこんな感じだったっけ
WorldWideHandsomeなソクジンはそりゃあ女の人にモテるモテる
今思えば理不尽なことしかされてないけど、仕事もちゃんとできない自分のせいだって思い込んで何されても黙ってた
そのころから私全然変われてないんだなぁー…
『やばいかも』
耐えろ耐えるんだAあの頃の弱い自分に戻るんじゃない、！！せっかくの海で泣いちゃだめ
自分を落ち着かせようとしても、やっぱり一回思い出したら鎖みたいに嫌なことが全部繋がってて、視界がぼやけて、周りの音が聞こえなくなって皆が遠く感じる
溢れ出た涙を拭おうとしたら
『えっ』
右手を誰かに引っ張られた
うつむいてたから顔見えなかった…
でも、きっと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
二腐(プロフ) - hioさん» ありがとうございます！！頑張ります🥰 (2023年2月23日 16時) (
レス) id: 6cb7960209 (このIDを非表示/違反報告)
hio - お話とっても面白いです！忙しいと思いますが活動頑張ってください！💪🏻 (2023年2月23日 16時) (レス) @page17 id: 4b11858f86 (このIDを非表示/違反報告)
二腐(プロフ) - ソクペンさん» わー！！ありがとうございます🙇そう言っていただけて嬉しいです🥰ぜひぜひリクエストしてください！！ (2023年2月21日 15時) (レス) id: 6cb7960209 (このIDを非表示/違反報告)
ソクペン(プロフ) - 初めてまして！！お気に入りに追加させて頂きました！！本当にキム夫妻好きで、何度も読み返してます！リクエストでまたソクジンの話お願いできますか🥺楽しみにしたいです(TT) (2023年2月20日 15時) (レス) @page16 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
二腐(プロフ) - WWHさん» ありがとうございます！更新頻度落ちてしまうと思いますが、これからもよろしくおねがいします😆 (2022年6月12日 12時) (レス) id: 6cb7960209 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：二腐 | 作成日時：2022年5月24日 11時
